Corner shops
こちらLondonです。到着して一週間が経ちました。
今回はなんの予定もなく、ただ街をフラついたり、友人とパブに行く以外何もしていません。
その代わりに、なんてことない横道やローカルな商店街などくまなく見て回っています。
あえて新し目の店やら、オシャレぽいカフェなどはスキップして、昔ながらの店に入ってみるのです。
中心部の家賃は東京の比ではなく、馴染みの店は次々と消えてしまっているのです。
そんな中でも、相変わらずに朝から地元の常連さんが通ってくる店に妙にノスタルジーを感じる日々です。
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by bespoque
| 2015-07-24 18:26
| brit foods
夏季休業のお知らせ
今年もロンドンに行ってまいります。
期間は7月15日から31日まで。
7月の最終営業日は14日(火)
営業再開日は8月1日(土)を予定しています。
BESPOQUE
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by bespoque
| 2015-06-23 09:56
| お知らせ
あんときのハムサンド
いつの間にか時が経ち、5月6月は色んなことがありました。
この半年ほどはパン作りに熱中し、ついにはイングリッシュマフィンが出来上がり
自家製のベーコン、ソーセージに続きハムを作り上げました。
この時まではこれらをメニューに組み込むことも考えに入れておらず
マフィンは持ち帰りで買ってもらったりしていました。
それがある朝ピカーン!!ときて、ローストポーク用のアップルソースに粒マスタードを合わせてみたところ、久々にクリーンヒットを打ちかました感があり
新作が出来上がったのです。
思い起こせば20歳のとき、初めて憧れのパリのカフェに座り、隣の人のハムサンドを指差し、かぶり付いてみたところ・・・
「ぬ、ぬわんじゃこりゃーーーーーー!!」
パンにバターにハムが挟まっただけの代物がこんなに美味いとは!!
この日から、私のハムサンド探しは始まっていたのです。
また長い冒険かよ・・・とお思いの方。もう少しお付き合いお願いいたします。
ドラクエをやりたい気持ちを抑えてブログを書いているのです。だったらもっとしょっちゅう書けるだろって思っているでしょうが、いつもはカタカナと英語だけで事足りる毎日ですし、文章を書くとか苦手なのでこれはボケ防止のためにやっているいわば修行みたいなものなのです・・・でも読んでもらえると本当はとっても嬉しいです。
私はおにぎりとサンドイッチが大好きです。
この両者は、簡単にも出来るしデコラティブにもなり得ます。
しかし究極にはおふくろの味であり、それぞれに忘れられない一品というのがあるのではないでしょうか。
私にとっての究極とは、あの日の運動会のおにぎりであり、あの日のハムサンドなのです。
いくら鍛錬を積んでもプロの料理人などおふくろの味には敵うわけがないのです。
では、私は何を成すべきなのか? これは消えることのないテーマです。
一皿を作る時、必要なのはレシピではなく、ストーリーだと
考えています。
なぜ作るのか、なぜ食べたいのか、料理を始めた理由はここにあるからです。
探しても探しても見つからないものを自分で作ることにしたからです。
やっとやっと再会して、嬉しいのが最高の料理だと思っています。
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by bespoque
| 2015-06-18 09:57
| comfort foods
I am BESPOQUE
今更ながら BESPOQUE ってナニ?
イギリス料理ってナニ?
という疑問に答えてくれる記事を書いてもらいました。
YOMIURI on Line
http://www.yomiuri.co.jp/otona/special/sakaba/20150403-OYT8T50108.html?page_no=3
これまでメディアに紹介された記事は、考えてみると料理ライターさん達の手によるものでした。
しかし今回は新聞社のカルチャー枠であり、イギリス食文化の一端としての
BESPOQUEを取り上げてもらえたように感じます。
この記事を読んでもらえれば、初めてBESPOQUEを訪れる方たちの
疑問を解消し、BESPOQUEらしい料理を試してもらえるのではないでしょうか。
実のところメディアに載る度、私には悩みと迷いが生まれていました。
取り上げてもらえることは大変に光栄ですし、嬉しいことです。
しかし、その記事を見て店に来てくれるお客さんにはイギリス料理に対するイメージが強くあって、その日に思った通りのメニューがないと落胆されてしまうのです。
ローストビーフとフィッシュアンドチップスとシェパーズパイとトライフルがないと
がっかりされてしまうことに、私も落胆しました。
毎日、定番メニューを提供するのは簡単なことです。
仕込みも楽になり、廃棄も減るでしょう。
それでお客さんが喜んでくれるならそれで良いようにも思えてきます。
でも、それが店を始めたかった理由でしょうか。
私はイギリス料理のためにBESPOQUEを始めたかったのでしょうか。
私は自分が何度でも行きたくなるような店を作りたかったのです。
行くたびに少しだけハッとするような気の利いた料理があって、いつでも顔見知りに
会えるような、そういう店が欲しかったのです。
私は料理学校も出ていなければ、まともな修業もしてきませんでした。
いくつかの店で働きながら料理を覚えました。
イギリスの料理に至っては、教えてくれる人などいるはずもなく独学です。
私自身が知りたかったり食べたかったりするのが理由で、自分の店で少しづつ出すことにしたのです。
BESPOQUEを始めて、メニューのひとつひとつを自分なりの方法で完成させてきました。
既成概念を捨てることは、食べ手にも作り手にもたやすいことではないですから
日替わりのメニューボードを見て、尻込みすることも理解できます。
だけど、せっかく東中野まで来たのですから、BESPOQUEにしかないものを
試してみてもらいたのです。
イギリス料理ってナニ?
という疑問に答えてくれる記事を書いてもらいました。
YOMIURI on Line
http://www.yomiuri.co.jp/otona/special/sakaba/20150403-OYT8T50108.html?page_no=3
これまでメディアに紹介された記事は、考えてみると料理ライターさん達の手によるものでした。
しかし今回は新聞社のカルチャー枠であり、イギリス食文化の一端としての
BESPOQUEを取り上げてもらえたように感じます。
この記事を読んでもらえれば、初めてBESPOQUEを訪れる方たちの
疑問を解消し、BESPOQUEらしい料理を試してもらえるのではないでしょうか。
実のところメディアに載る度、私には悩みと迷いが生まれていました。
取り上げてもらえることは大変に光栄ですし、嬉しいことです。
しかし、その記事を見て店に来てくれるお客さんにはイギリス料理に対するイメージが強くあって、その日に思った通りのメニューがないと落胆されてしまうのです。
ローストビーフとフィッシュアンドチップスとシェパーズパイとトライフルがないと
がっかりされてしまうことに、私も落胆しました。
毎日、定番メニューを提供するのは簡単なことです。
仕込みも楽になり、廃棄も減るでしょう。
それでお客さんが喜んでくれるならそれで良いようにも思えてきます。
でも、それが店を始めたかった理由でしょうか。
私はイギリス料理のためにBESPOQUEを始めたかったのでしょうか。
私は自分が何度でも行きたくなるような店を作りたかったのです。
行くたびに少しだけハッとするような気の利いた料理があって、いつでも顔見知りに
会えるような、そういう店が欲しかったのです。
私は料理学校も出ていなければ、まともな修業もしてきませんでした。
いくつかの店で働きながら料理を覚えました。
イギリスの料理に至っては、教えてくれる人などいるはずもなく独学です。
私自身が知りたかったり食べたかったりするのが理由で、自分の店で少しづつ出すことにしたのです。
BESPOQUEを始めて、メニューのひとつひとつを自分なりの方法で完成させてきました。
既成概念を捨てることは、食べ手にも作り手にもたやすいことではないですから
日替わりのメニューボードを見て、尻込みすることも理解できます。
だけど、せっかく東中野まで来たのですから、BESPOQUEにしかないものを
試してみてもらいたのです。
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by bespoque
| 2015-04-15 21:11
| 小ネタ
パンと私
前回のイギリス研修の後、パン作りに着手しました。
これまで、幾度も挑戦してきたパン作りでしたが、なかなか上手くいかず
自分には向いていないのだと諦めていました。
しかしこの度イギリスで色々なパンを食べてみるうちに
日本とは決定的に粉の種類が違うことに気づきました。
日本人の主食である米が好みにより何十種類も品種や精米法があるように、欧米人にとってのパンも当然ながら同様なのです。
まずは、フムスやケバブとともに食べるピタブレッドに挑戦しました。
これまで、幾度も挑戦してきたパン作りでしたが、なかなか上手くいかず
自分には向いていないのだと諦めていました。
しかしこの度イギリスで色々なパンを食べてみるうちに
日本とは決定的に粉の種類が違うことに気づきました。
日本人の主食である米が好みにより何十種類も品種や精米法があるように、欧米人にとってのパンも当然ながら同様なのです。
まずは、フムスやケバブとともに食べるピタブレッドに挑戦しました。
プロのパン屋さんのようにはいかなくても、自分の料理に合わせた味と形にすることが出来るのは長年の念願が叶ったと言えます。
実のところ、パンは食材の中でもコストがかかるものです。
日本には、ものすごく良質で高価なパンと安くてフカフカのパンとが売られていて、標準的かつちょうど良いものを見つけるのは難しいのです。
特に理想的なものが入手しにくいのがイングリッシュマフィンでした。
何がどう違っているのか、アメリカやイギリスで食べていたそれとは、全く別物に感じていたのです。
まず形、弾力、食感・・・
またもや、ネットでのレシピ調べとなりました。
日本語のレシピは概ね一次発酵した生地をセルクルに入れて二次発酵させ、天板をのせてオーブンで焼くようです。
比べて、英語のレシピではセルクルは使わず、下の写真のように自然な形に二次発酵させた後、フライパンで両面を焼くという方法です。
大完成。
またもや長い旅でした。
BESPOQUE
#
by bespoque
| 2015-04-09 10:14
| comfort foods
Gastro Pub in Tokyo Since 2012
by bespoque
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